2013年2月2日土曜日

第38回日本臨床細胞学会広島県支部総会の報告



 平成25年2月2日に開催された日本臨床細胞学会広島県支部総会では、会員163名が参加され盛会裡に終了した。会場には改装され200名収容の広島大学医学部第5講義室で、例年よりひと月早く開催されました。講義室は階段教室でスライドも見やすかったのではと思います。
 当日は、9題の一般演題と2題のスライドカンファレンスの発表が行われました。 
 総会では、8月に開催予定の第28回日本臨床細胞学会中国四国連合会についての説明や新人紹介などが行われました。

 特別講演では、肺癌の新しい治療として注目されているALK融合遺伝子陽性肺癌に対応する肺癌の細胞診と病理診断について、大林 千穂 先生(奈良県立医科大学 病理診断学講座)にわかりやすく解説していただきました。 講演を拝聴して、少ない検体を病理側で細胞診、組織検査及び遺伝子検査サンプルの管理と運用を総括して病理検査側が取り組む重要性を感じました。

 学会終了後に行われた懇親会では、大林 千穂 先生を囲んで、意見交換が行われました。
 懇親会の写真は、広島県細胞検査士会メーリングリストのHPの共有フォトに掲載されています。ML会員登録者は下記で確認することができます。
http://www.freeml.com/hiro-ct/picsList                 文責:小川勝成