2015年10月13日火曜日

リレー・フォー・ライフin広島2015活動報告

 9月5日(土)・6日(日) 広島市立広島特別支援学校にて、がん啓発サポートキャンペーン・がんと向き合うチャリティーイベントの RFL広島が開催されました。
 当会では顕微鏡ブースを出展し、参加された皆様に、実際の癌細胞を見ていただきがら説明しました。
 
 サバイバーの方がご自分の体験をお話しされながら、熱心に細胞を観察されておられたのが大変印象的でした。良性と安心してしまい、数年間、定期検診に行かなかったというお話もされておられ、検診受診の勧めは大切だと改めて感じました。
 私は、大腸がんクイズラリーのブースと飲料水コーナーのブースを他のボランティアの方々と一緒に担当し交流することができました。普段あまり接することの少ないサバイバーの皆様、他のボランティア団体の方々とお話しできたことは、これからの日常での検査姿勢へ対しての責任感と励みとなりました。
 
 今回も食べ物ブース、足圧ブースなど各種ブースが出展され、和太鼓、歌、ダンスなど鑑賞できました。講演会では『婦人科がんについて』、『癌教育について』、『前立腺がんについて』と分かりやすい講演があり、盛りだくさんの内容でした。
1日目の夕方には、メッセージの書かれたルミナリエを並べてのセレモニーの後、ナイトウォークがありました。残念ながら、1日目の夜から2日目のお昼にかけてどしゃぶりの雨になってしまったため、途中からはグランドではなく、校舎内を歩くことになりました。細胞検査士会で参加された方も思い思いに歩いておられました。
 このイベントでの収益金は、RFL開催に要した費用を除き、日本対がん協会へ寄付され、①各種がん研究への助成②がん検診の受診率向上③若手医師への奨学金④電話・面談などのがん無料相談に使用されるそうです。
“がんになっても自分らしく生きて行こう!” 一年に1回のRFLです。細胞検査に取り組む職業人として、貴重な体験をしてはいかがでしょうか?

文責:矢口裕子






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