2016年5月21日土曜日

2016年子宮の日街頭活動の報告

2016年子宮の日(Love49)の活動が下記の日程で行われました。

呉地区:4月8日(金)   18:00~20:00  
 活動場所 ー ゆめタウン呉~呉駅周辺 
広島地区:4月9日(土)   15:30~17:30  
 活動場所 ー パルコ前 
東部地区:4月10日(日)14:30~16:30  
 活動場所 ー 福山駅前周辺
参加されたみなさま、お疲れ様でした!

【呉地区】

呉地区は今年48(金曜日)、お昼時は春の陽気が暖かいものの、夕方からはまだまだ肌寒かった時期ではありました。総勢27(細胞検査士9名、臨床検査技師14名、保健所職員4)の有志が集まり、街頭活動を行いました。
配布物は、3月下旬各担当地区にて袋詰め作業を行いました。配布物の内容は、パンフレットとポケットティッシュ、そしてシャンプー・リンスの試供品です。私は配布活動に参加し始めて4年目になりますが、年々女性の興味を引きやすい物になってる気がします()。しかし、袋詰め配布物は全部で500部!毎年「全部配布できるかな?」と不安半分、「興味を持ってくれるはず」と期待半分で活動の日を迎えました。
配布活動は勤務終了後の18時から、場所は呉駅周辺および呉駅~ゆめタウン呉間の自由通路で行いました。主に若い女性を中心に配布していきました。特に子宮頸癌と検診について興味を持っていただきたい世代、職場や学校帰り、買い物帰りの女性に沢山配布することができました。残念ながら配布物を受け取っていただけなかったり、あからさまに避けて行かれる方もいましたが、快く受け取って下さる方が多かったように思います。皆で協力して無事に500部全て配布することが出来ました。
日本の子宮頸癌の検診率は皆様もご存じの通り、欧米に比べはるかに低いです。それは日本の教育、就労環境等、様々な要因があることも事実と思います。定期的にこのような情報発信することで、市民の皆様に少しづつ予防効果を理解していただいているものと信じています。『砂長じて巌となる』の諺の通り、少しずつでもいいから、子宮頸癌の検診率が上がることを願い、今後もLove49活動を継続し頑張っていきたいと思います。
有志の皆様、お疲れ様でした。そして、有難うございました。 
文責:呉医療センター・中国がんセンター 
安村 奈緒子
【広島地区】

201649日パルコ前で、Love子宮の日の街頭活動に参加しました。
この街頭活動は、子宮頸がん定期検診の必要性を伝え医療機関への受診を促すことを目的としています。子宮頸がんについてのニュースレターと粗品の入った袋を街行く人々に配布しました。細胞検査士会のオレンジ色の上着を着用し活動したため、街中では目立っていました。
当初声をかけるのに苦労しましたが、時間が経つにつれて慣れて順調に渡せました。実際に興味を示してくれる方もいて嬉しかったです。20代前後の若い世代にはなかなか受け取ってもらえなかったですが、中には受け取ってもらえる方もいて、少しでも子宮頸がんについて関心をもってもらえればいいと思いました。今年は穏やかな日差しで暖かく街頭活動も順調で、想像していたよりも早く配布は終わりました。
その後の懇親会では、参加者同士の交流を深め、とても楽しかったです。
私は細胞検査士になるまで、がんは高齢者がなりやすいイメージで、特に子宮頸癌は若い世代に増加していることは知りませんでした。また、細胞検査士会が街頭で啓発活動を行っていることも知りませんでした。普段、細胞診に携り研修への参加や判定技術の維持、向上はもちろん大切です。しかし他施設の方と一緒にがんの啓発活動に参加することも大事な活動の一つであると実感しました。自分自身も子宮頸がん検診の重要性を再認識した日となりました。
このような活動を通じ、子宮頸がん検診の受診増加や細胞検査士の知名度向上につながれば良いと感じました。
文責:広島市立安佐市民病院 柏原倫子

【東部地区】

東部地区では、410()にいつもの福山駅周辺に加え、今年から福山ポートプラザにも範囲を広げて活動を行いました。例年、この時期は冷たく強い風が吹くのですが、今年はとても暖かく天候にも恵まれて、絶好の街頭活動日和でした。
参加人数は過去最高で、細胞検査士・臨床検査技師:62名、医師:3名、看護師:2名の総勢67(14施設)もの有志が参加してくださいました。うち、新入社員が11名も参加してくれました。
初めての福山ポートプラザ周辺は、対象の若い客層が多く、来年はもっと配布できそうと感じました。アンケートを実施して感じたことは、10-20代はHPVのことを聞いたことがない人が多く、検診を受けている人も少なかったことです。30-40代になるとHPVを聞いたことがなくても検診は受けていると答えた方が目立ちました。10代、20代には子宮頸がん検診の認知度が低いのか!自分には関係ないと思われているのか!。。。今後も啓発運動を継続し、若い人たちにもっともっと身近な病気だと知ってもらう必要があると思いました。
東部地区では、毎年恒例の反省会&懇親会を行っています。今年は、新人さんも加わり52名の方が参加して、とても賑やかな楽しい会となりました。バンド活動を行っている技師仲間のオリジナル曲による本格ライブは、心に響き、とても昼間に臨床検査をしている方達には見えず、プロ顔負けでとってもかっこいいものでした。余興として用意されたものまね大会は、クオリティーの高さで大爆笑、大盛り上がりでした。この懇親会は新人紹介の場でもあり、自己紹介で緊張する新人さんを、先輩技師が温かく一人ひとりを迎え入れくれている様子が印象的でした。最初から最後まで大変盛り上がった懇親会でした。
今年は、47都道府県の細胞検査士会で「子宮の日」啓発運動が実施されたと聞きました。とてもすごいことです。広島の各地区で参加してくださった皆様、大変お疲れ様でした。そして東部地区の皆様、一緒に街頭運動を行ってくださって本当にありがとうございます。この活動が1人でも多くの女性を救うことに繋がるよう心から願います。
最後になりましたが、配布物の準備、配布場所の許可申請、懇親会の準備等々行ってくださった皆様、ご多忙の中本当にありがとうございました。 
文責:福山医療センター 中桐 智香子

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